ウィスキーログ

ウィスキーのいろいろ

2014-12-07から1日間の記事一覧

ダルモア

鹿がシンボルでボトルには存在感がありますね。 ポットスチルが特殊な形状をしている。 初留釜はランタンヘッド型でT字型をしており、再留釜はチューリップの花のような形をしていて上に行くほど広がっている。 ネックの周りにウォータジャケットと呼ばれる…

グレンモーレンジ

ウッドフィニッシュという製法を初めて導入した。 エクストラマチュアードシリーズという名称でシェリー、ポート、ソーテルヌの3種類が販売されている。 シングルモルトの売上は第4位に位置する。 スコットランドでは珍しく、中硬水の水を仕込み水として使…

プルトニー

生産設備が別の役割を兼ねさせて地域に貢献するとは、ユニークな施策ですね。 ハイランドでは最北端に位置する蒸留所。昔はヨーロッパ最大のニシン漁をする港として栄えた。 初留釜はひょうたん形で上部がT字型をしている。 蒸留所の温排水を利用した暖房設…

トマーティン

ベン・ネヴィス同様に日本企業がプロデュースしています。 蒸留所付近にはカローデンの戦いに縁が深い「別れの丘」や「オルタ・ナ・フリス」(自由の小川)といったスポットがある。 オーナー企業は日本の「宝酒造」で日本企業が所有した最初の蒸留所 ゲール語…

【用語】フェノール

【用語】フェノール ピートによる燻煙時に発生するフェノール化合物のこと。ppmという単位を用いて測定する。 ppmの数値が大きいほど、ピーティでスモーキーな味わいがするウィスキーとなる。 たとえば、スモーキーな香味に定評があるアードベッグは55〜65pp…

グレンドロナック

確かに、発酵の際に炭酸ガスが出ますから、そうした配慮が必要なのかもしれません。 グレンドロナックとはゲール語で「ブラックベリーの谷」の意味。 1960年にウィリアム・ティーチャー&サンズ社が買収したのを契機にティーチャーズの原酒となる。 現在はベ…

ノックドゥー(アンノック)

ノックドゥーとはゲール語で「黒い丘」の意味。 以前はノックドゥーの名称で製品を出荷していたが、「ノッカンドォ」や「カードゥ」といった他の銘柄と間違えられやすいことを懸念し、「アンノック」という製品名称に変更した経緯がある。 イギリスやイタリ…

ロイヤルロッホナガー

英王室の夏の離宮バルモラル城の隣にある蒸留所 1848年ヴィクトリア女王がバルモラル城を購入した際にワラントを賜り、製品に「ロイヤル」を付けるようになった。 ゲール語で「岩の露出した湖」の意味 オーナー企業はディアジオ社 ディアジオ社が所有する蒸…

ブレアアソール

日本人と縁がある蒸留所ですね。保養地としての昨日も整っていそうなのでバカンスにいってみたい。 夏目漱石がロンドンの留学中に訪れた地。アソール公爵のブレア城は昭和天皇が皇太子時代に滞在していた。 蒸留所の中にオルトダワー・バーンという小川があ…

アバフェルディ

デュワーズが好きな方にはオススメしたいウィスキーです。 ゲール語で「パルドックの河口」の意味 デュワーズのキーモルトで、1896年にデュワーズのモルト原酒確保のために設立された。 バカルディ社に買収されたときからビジターセンターを大幅に改修してお…

エドラダワー

約200年近く変わらないウィスキー造りをしているのですね。 ゲール語で「エドレットの小川」の意味 創業は1825年で、現在も創業当時のマッシュタンや発酵槽、ポットスチルをそのまま利用している。 生産量は一週間にホグスヘッド樽14程度と小規模 ウッドフィ…