【用語】グレーンウィスキー
【用語】グレーンウィスキー
グレーン(grain) = 穀物 を原料とするウィスキー。シングルモルトと違って、大麦の麦芽以外の穀物(大麦、小麦やとうもろこしなど)から造られる。蒸留は連続式蒸留機を利用し、安定した質を保ちつつ大量の生産が可能。
度数が高く淡白な味わいが特徴で、ブレンデッドウィスキーの原料として利用されることが多い。シングルモルトと比較した場合に穏やかで個性を主張しないことからサイレンとスピリッツと呼ばれることがある。
現在、グレーンウィスキー用の蒸留設備はオーナー企業ごとに1箇所程度に絞られてきている。
- キャメロンブリッジ(ディアジオ社)
- グレーンウィスキーでは年間1億リットルほど生産している。
- ストラスクライド(ペルノ・リカール社)
- ガーヴァン(ウィリアム・グラント&サンズ社)
- ヘンドリックスジンを造るためのジン用の蒸留設備も併設されている。
- ノースブリティッシュ(エドリントングループ社)
- インバーゴードン(エンペラドール社[ホワイト&マッカイ社])
- ロッホ・ローモンド(エリスポネント社)